就職活動

薬学部の就職活動は楽じゃない!!主な働き方と後悔しない就活必勝法

これまで、MR → 薬剤師国家試験予備校 → 調剤薬局 → ドラッグストア……と歩んできまして、

現在は看護系予備校講師を中心に複数の仕事を掛け持ちしている、薬剤師のきもと(@passmed_kimoto)と申します!

 

木元 貴祥
本記事では、私の経験から薬学生のあなたの就職活動(就活)に参考となる内容をまとめてみました!

 

まずは本記事の結論

  • 楽な就活は後悔を招くかもしれない。
  • 薬剤師の主な働き方は、調剤、ドラッグストア、病院、製薬MR。
  • 国家試験に専念できる環境を作るため、できるだけ早期に就活を開始しよう!
  • 就活のスタート時期は4年生〜5年生の前半まで!
  • 必勝法は早めの「就活イベント」と「就活エージェント」!4年生のうちから効率良く情報収集すべし!

 

ちなみに私は

  • 正社員
  • 副業
  • バイト(パート)
  • 派遣
  • 起業(個人事業)
  • ライター
  • 投資

これらの働き方も全て経験しています(笑)

 

ですので、学生の主な就職先の雰囲気や年収、業務内容なんかも実体験を元に解説していきます!

 

さらに、現在でも多くの薬学生の進級・国家試験対策のSkype家庭教師としても日々授業をしています。日々頂く生の声も参考にしながら、「学生さんの気になるところ」にできるだけ手が届くようにお伝えしますね!!

 

「楽な就活=後悔する就活」と心得よ

先輩方やインターネット記事などで「薬学部の就活は楽!!余裕!!」という話を聞いたり見たりしたことがあるかもしれません。

 

しかし、それは大間違いです。

 

あなたが就職に求めること、希望すること、将来のこと、キャリアプラン、やりたいこと、はなんでしょうか?「アシアトクリエイションの評判を徹底取材|薬学部の理想の就職・就活のために」の記事でも多くの薬学生を見てきた担当者さんがこう言っています。

表面上の年収や条件だけで就職してしまうと、失敗することが多々あります。最近の学生を見ていると、何となく大手、何となくメーカー、何となく薬局、というのが多いように思えてなりません。

結局、満足に自己分析が出来ておらず、自身の本当にやりたいこと・実現したいことが見えていないのではないでしょうか?

 

実際に現場で働いている薬剤師さん達も同意見ですね。

 

確かに、薬剤師であれば就職先を選ばない限り、ほぼ100%就職が可能です。なのでロクに自己分析業界研究もしないまま、「大手だから」、「年収が高いから」、といった理由で安易に就職をしてしまって後悔する人が多くいます。

 

今後の人生を大きく左右する就職。就活が疎かで後悔するのは本当にもったいないですよ!!!

 

従って、自己分析と業界研究は「これでもか!」というくらいやっておいてください。特に自己分析が甘い学生さんは多いです。ざっと書き出すだけでもこれくらいの分析はしておきましょう。

  • 性格・特性(と付随する具体的エピソード)
  • 特技・苦手なこと(と付随する具体的エピソード)
  • 就職に何を求めるのか?(年収、労働環境、福利厚生、キャリアアップ、通勤、勤務時間、残業、診療科、社風、社会貢献、等)
  • 将来の像(専門・認定薬剤師、教育、薬局長、経営者、本社企画職、等)
  • 部活動・サークル・バイト経験

 

自己分析をしっかりとすることであなたに合った働き方のヒントが見えてきますし、平行して業界研究も行うことでより明確化されてきます。

 

木元 貴祥
もし一人で自己分析や業界研究に悩むのであれば後述の就活サイトや就活エージェントをご利用ください。

 

薬学生の主な就職先とその特徴

それでは業界研究の参考のために、薬学部卒業後の主な進路・働き方について以下の4つを紹介していきます。

 

  1. 調剤薬局(保険薬局)
  2. ドラッグストア
  3. 病院
  4. 製薬会社MR

 

薬学部卒業後の就職先として最も多いのは調剤薬局です。

 

実際、新卒ではありませんが、薬剤師として働いている方々の勤務状況が厚労省に公開されていて、最多は薬局(ドラッグストア含む)ですね。

【出典】厚生労働省|平成28年(2016年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況3 薬剤師 [494KB] より作図

 

大学によっても進路状況を公開していますので、参考になるかと思いますよ。東京薬科大学でも最も多い進路は調剤薬局、次いで病院・ドラッグストア、企業の順ですね。

【例】東京薬科大学|薬学部 年度別進路状況

 

おおよその初年度年収と5年後の年収は下表です。就職は年収が全てではありませんが、参考になると思います。

就職先初年度の
年収
5年後の
年収
調剤薬局(保険薬局)420万円480万円
ドラッグストア480万円530万円
病院350万円400万円
製薬会社MR480万円(日当込)600万円(日当込)

会社・勤務地・薬剤師以外の資格・能力によって前後あり

 

①調剤薬局(保険薬局)

町のお薬屋さんとしてその地域の患者さんの健康を守っていくお仕事で、薬剤師の基本となる働き方ですね。

 

入社時の年収は420万円〜の印象です。経験を積み、管理薬剤師や移動勤務薬剤師となった時の年収で480〜600万円あたりが多いでしょう。

僻地、または薬剤師不足の薬局は、大幅に上回る可能性あり!

 

業務内容としては以下がメインになります。

  • 調剤業務:処方箋に基づいた調剤・調製・疑義紹介
  • 外来の服薬指導:患者さんに服用方法・効能・保管方法や副作用の説明を行う
  • 薬歴管理:副作用や残薬等、患者さんの服用履歴の入力と管理

 

処方箋受付から投薬までの流れは厚労省の資料が分かりやすいですね。

【出典】厚生労働省|中央社会保険医療協議会 総会(第424回)議事次第調剤報酬(その1)について

 

門前のクリニックや病院によって診療科が様々なため、それによって飛んでくる処方箋も多種多様です。

例えば、整形や皮膚科の門前では貼付剤や塗り薬が多くなりますが、総合病院やがん拠点病院の場合は内服抗がん剤から支持療法薬まで幅広い処方が飛んできます(処方箋枚数も多い)。

 

2016年4月から「かかりつけ薬剤師制度」が始まり、調剤薬局の役割は益々大きくなってきています。診療報酬向上にも繋がりますので、特に大手の調剤薬局では力を入れていますね。

【参考】日本調剤|解説!かかりつけ薬剤師制度

 

木元 貴祥
このように一言で調剤薬局と言ってもその業務の内容や処方箋の内容は店舗によって様々です。

 

最近では在宅業務に力を入れている薬局も多いため、一包化が多かったり、患者さんの個人宅に伺って服薬指導を行うケースもあります。

 

私は、複数店舗を掛け持ちする「移動薬剤師」と、ひとつの店舗にとどまり老人ホームなどの施設を担当する「在宅担当薬剤師」を経験しました。(個人宅の在宅業務は経験がありません)

 

移動薬剤師は、複数の診療科の調剤を経験できるので、病気や薬について大変勉強になりました。また、色々な店舗に行くと、同じ社内でも広範囲に渡り友人ができるので、そうした点も嬉しかったですね。

 

また、移動薬剤師は年収を高めに設定してもらえる傾向にあります。(色んな店舗に行ってくれてありがとう!的な報酬です。)

 

私は薬剤師歴3年未満の時に、大阪市内で650万円の提示を受けたことがありますよ!(コレは実際に提示してもらった年棒契約書)

木元の年棒制契約書(薬剤師)

 

 

ただ、難点としては…

  • 移動自体がハード
  • 特定の診療科のエキスパートにはなれない可能性がある
  • 患者さんの名前、患者さんの疾患をなかなか覚えられない

などが挙げられます。広く浅く業務をこなしていくイメージですね。

 

木元 貴祥
移動が苦でなく、色んな人と話すことに抵抗がない人には、移動薬剤師はアリだと思います!

 

次に、在宅担当薬剤師の仕事内容ですが、私はいわゆる「老人ホーム」と呼ばれる施設を担当していました。

この施設の皆さんの健康は、俺が守るんや!」という使命感をもって取り組んでいましたね(笑)

 

エクセルを駆使して、服用薬の管理や業務の効率化を考えるのも楽しかったです!特に在庫管理に非常に役立っていたおりました。はっきりした内容はお見せできませんが、実際にこちら↓↓↓のようなエクセルで管理をしていました。

在宅担当薬剤師の管理エクセル(イメージ)

 

在宅では、担当の患者さんのことを考える時間を多く持てるので、

  • 「どうすれば患者さんの満足度を高めていけるか?」
  • 「施設や医師との連携を強化できるか?」
  • 「どうすれば作業効率はアップするか?」

など、じっくり作戦を練って臨めます。それも在宅業務の醍醐味かなと思っています。

 

反面、施設や患者さんのことで「自分しか分からないこと」が出てきてしまい、休日に私用の携帯電話に連絡がくるということもありましたね・・・。これは施設にもよると思います。

 

調剤業務の面でいうと、一包化や鑑査、薬歴、報告書に携わる時間が非常に長いので、

  • 事務処理系のデスクワークが得意

という人は、ガンガン仕事を回していけると思います!その薬局のエースになれますよ(笑)

 

木元 貴祥
私はデスクワークがあまり速い方ではないので、苦労しましたが。

 

医師や施設の看護師、介護士の方たちと、チームで患者サポートをします。

患者さんからだけでなく、そのチームの中で、「あなたが薬剤師で良かった!」と言って頂けると、大きなやり甲斐がありますよ!

 

以上が調剤薬局での私の経験です。調剤薬局の中でもなかなか具体的な仕事がイメージし辛い「移動薬剤師」と「在宅担当薬剤師」について少しでも理解していただけたなら嬉しいです。

 

②ドラッグストア

ドラッグストア

ドラッグストアは調剤薬局に「市販用医薬品(OTC)」、「生活用品」、「食品・飲料」などの販売がプラスされた業態をとります。最近ではほとんどが調剤併設ドラッグストアですね。

 

新卒で薬剤師として就職するならば、平均的に年収が1番高いのはドラッグストアです!大手のウエルシアの年収は新卒500万円、2年目からは550万円としているようです。

 

最近では大手ドラッグストアの募集が多数あり、新卒でもこれくらいの月給が貰えますよ!(年度によって前後あり)

 

また、どこのドラッグストアにしても

  • エリアマネージャーで年収800〜900万円
  • それ以上の役職で1000万円に到達

といった印象です。

 

実際に調剤併設ドラッグストアで働いている薬剤師さんが年収の遷移を赤裸々に書かれていますので参考にしてみてください。

 

ドラッグストア(OTC)の業務内容は以下のように多岐に渡ります。(店舗によって異なる場合あり)

  • OTC医薬品販売(カウンセリング販売)
  • 処方箋の調剤(併設ドラッグの場合)
  • 商品の品出し・陳列
  • POPの作成
  • 医薬品の管理(納品、在庫管理、受発注等)
  • 一般のアルバイトや登録販売者への指導・アドバイス

 

ひと昔前は、

  • 「薬剤師として働いているのに、生活用品のレジ打ちばかりだ・・・」

といった声も確かに聞かれました。

 

しかし、現在では、多くのドラッグストアが処方箋を取り扱える「調剤室」を設置するようになったため、業務の大部分は薬剤師としての職能を活かせるものになっています。

 

また、ドラッグストアの多くはクリニックの門前に構えるというより、住宅街の近くに構えて「面」で処方箋を受けている印象を受けています。

さまざま病院、クリニックから処方を受ける面調剤は、特定の医療機関の処方箋に依存せず、働いていて「本来の医薬分業」を感じることができますよ。

 

木元 貴祥
やっぱり門前よりも「面」で処方箋の枚数を獲得することが理想ですよね。

 

患者対応を親切・丁寧にしているとリピートの方は増えてくるもので、そうしたところもやり甲斐ではないでしょうか。

 

③病院

今は外来患者さんへの調剤は院外の調剤薬局が担うことが多いので、病院勤務の薬剤師は入院患者さんへの調剤や、病棟業務が中心になっています。

 

入職時の年収は350万円〜の印象です。

病院によってはもっと低かったり高かったりしますので、あくまで目安です!

 

木元 貴祥
数年前に見た三重県の山奥のとある病院は新卒薬剤師で年収700万円と出ていました・・・。病院によってかなり差があります。

 

私の病院薬剤師としての経験は、2週間の実習程度しかありません・・・。そこで、10年間病院薬剤師を続け、地域での講演会等でも多数活躍中の友人に取材を行ってきました。

 

友人への取材

10年間の病院薬剤師業務で得たやりがい

30代男性薬剤師(主任)

やはり病院薬剤師のやり甲斐は、

  • 急性期の患者さんのフォローができる
  • 専門知識をフルに活かせる
  • 医師との距離が近く、処方内容に関われる
  • リアルタイムで治療効果・副作用がモニタリングできる

等でしょうか。

以前、抗がん剤のゲムシタビンで治療中の患者さんに、皮膚障害による全身性の掻痒の副作用が出てしまったことがあります。医師は対処として抗ヒスタミン剤を処方されていたのですが、全く効かなくて困っていると相談を受けました。

その際、私が文献や書籍等で調べてステロイド提案したところ、非常に著効して患者さんと医師に感謝されたことがあり、薬剤師がチーム医療の一員であることの認識が強まりましたね。

また、医師からの信頼も強くなったことで大きなやり甲斐を感じることができました。

ちなみに、大きな声では言えませんが、現在、主任で年収は約500万円です。

 

これらの話を聞いてみてですが、やはり調剤薬局やドラッグストアではここまで近くでのフォローは難しいなと思いました。

 

しかし、「だから調剤薬局やドラッグストアの薬剤師が劣っている」と考えるのではなく、

  • 急性期患者、入院患者のフォロー ⇒ 病院薬剤師
  • 比較的元気な患者、慢性疾患の患者のフォロー、終末期の患者の在宅医療 ⇒ 調剤薬局・ドラッグストア薬剤師

で役割分担がなされているだけですので、どこで活躍をされるにしても自信を持って頑張ってほしいなと思います。

 

例えば、経口内服剤が院外処方された際、飲み忘れやコンプライアンス、残薬等については病院ではなかなかフォローできません。そこは調剤薬局でフォローすべきところですよね。

 

木元 貴祥
それぞれで薬剤師として大切な役割がありますよ。

 

④製薬会社MR

薬剤師免許を持ちながら、製薬会社のMRとして活躍される道もいかがでしょうか?

 

入社1年目の年収は480万円〜といった印象ですが、2年目以降は成績がボーナスに反映される会社も多いですね。

また、研修が終わって現場に出ると、営業手当(いわゆる日当)が1日あたり2000円〜4000円ほど支給されるので、早い段階で「年収600万円クラス」の生活ができる職種です!日当は平均して3000円前後が多い印象です。

 

課長以上の役職で年収は1000万円に到達するので、40代で年収1000万円を目指すなら製薬業界は現実的な選択肢と言えます。

成果報酬の傾向が強い外資系なら、30代前半でも年収1000万円は目指せますよ!


MRといえば、「医薬品の営業」ということは聞いたことはあると思いますが、それ以上のイメージはないかもしれないですね。

 

木元 貴祥
実際に働いていたからこそ言える、リアルを紹介して参ります!(MRは実習もありませんから、気になりますよね)

 

私は薬学部卒業後、新卒で日本イーライリリーという外資系製薬会社の糖尿病領域のMRとして働いていました。その頃はヒューマリン、ヒューマログといったインスリン製剤が中心でしたね。(ちょうど、「ミリオペン」が発売した時です。懐かしい。。。)

 

会社にもよりますが、入社してから数か月は座学での製品研修、そして「MR認定試験」に向けた研修が軸となります。毎年12月に実施されるMR認定試験に合格しない限り、MRとしては認められないためです。

【参考】MR認定センター|MR認定試験の受験

 

MR認定試験に合格してMR認定証をゲットしてやっとMRのスタートラインですよ!まぁ、薬剤師でしたら科目免除があるので落ちることはほぼありません!(と、いうかそれで落ちたら会社に何を言われるかわかりません。恐怖!)

MRを退職して10年近くになりますが、MR免許の更新、頑張りましたよ(笑)

MR認定証|木元 貴祥

 

営業活動は基本的に1日中1人なのですが、目標設定や地域の勉強会などは基本的に「チーム」で行います。

 

期初(4月)にチーム単位で販売目標が設定され、それが個別に振り分けられるパターンが多いのではないでしょうか。

この販売目標を達成するために、「どの病院・クリニックをターゲットにして、どれだけ訪問するか?」を考えます。

 

訪問時には医師やメディカルスタッフの先生と

  • 自社医薬品の紹介
  • 患者さんの治療効果・副作用の聞き取り
  • 説明会の日程調整や講演会の相談等々

はもちろんなのですが・・・・一番大事なのは・・・・

 

雑談

です。本当に(笑)

 

木元 貴祥
私は人と話すのが好きでしたので全く苦にはなりませんでしたが、人と話すのが苦手な人には不向きかもしれません。

 

実のところ、MRに必要とされる製品・医療知識はもちろんですが、先生と仲良くなれるのは雑談力や世間話、スポーツの話題、だったりするのかもしれませんよ。これは病院やクリニック、先生の性格にもよりますけどね。

 

「何曜日にどの施設を訪問するか」は、(上司と相談しながら)自分で決定するので、活動の自由度は高い仕事だと思います☆

(ちょびっとおサボりしてしまった日もあるのは内緒の話・・・)

 

ただ、頑張ろう!頑張ろう!と思うと、どこまでも頑張れてしまうのがMR・・・。

事務所に遅くまで残ったり、終わりなきプレゼン練習に明け暮れたり・・・よくありました。最近では働き方改革で労働状況は良くなっているようですが。

 

いくら仕事大好き人間になったとしても、ほどほどにしておきましょうね。成果を出すことにハマると、のめり込むかもしれません。

 

  • 自分主導で動き、数字を追い求める感覚
  • テレビCMで見かけるような製薬企業で働く高揚感
  • 医療の最先端で頑張っている感じ

私は2年間でしたが、上記を肌で感じることができるMRを経験できて良かったと思っています!有給休暇や退職金などの福利厚生も最高でした!

 

少しでも気になる方は、トライしてみてはいかがでしょう?MRを数年経験してから調剤薬局・ドラッグストア、という方も多くいらっしゃいますよ。

 

木元 貴祥
さて、ここまで主な働き方4選についてご紹介しましたが、ここからは就職活動へ向けた内容になります!

 

薬学生の就職活動はいつから始める?時期は?

・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

 

 

今でしょ!!!

というのは置いておいて・・・

 

時期としては、4年生後半~5年生前半に少しづつ就職活動をスタートするのがベストです!できれば4年生のCBTとOSCEが終わった段階から始めていきましょう。

なぜなら、6年生は卒業試験・国家試験があるため、まとまった時間が取れるこれらの時期からのスタートが最適です。

 

実際に後述の就活イベントでアンケート調査を行いましたが、約1/3の学生さんは5年生前半までに就活をスタートさせていました。

薬学部の就活開始時期のアンケート結果「就職活動はいつから始めましたか?」

 

5年生の実習が始まるまでに、少しづつでも動き出しておけば、「自分が将来、どんな働き方がしたいのか」を、より深く考えながら実習に取り組むことができますよ♪薬局や病院での観察ポイントも変わるはずです!

 

情報収集・自己分析(4年生後半~5年生前半) ⇒ 面接など(5年生後半)、のイメージですね。

 

早めに就職活動を開始した方が良い理由は、まだあります。

 

それは、

「その方が国家試験に合格できる可能性が上がるから」

です!

 

就職先が決まっていると、

  • 卒業して国試に合格しないと内定が消える!というプレッシャーが生まれる
  • 企業によっては内定者サポートプログラムが利用できる(例:国試対策の講座や動画授業奨学金

など「絶対にこの1回で国試に合格しよう!」と思える環境が生まれます!

 

さらに、内定者同士で仲良くなると「自分だけ」不合格になる訳には・・・ますますいきませんよね。

 

特に最近では奨学金の返済をサポートしてくれる薬局も増えています。

 

木元 貴祥
私自身も学生時代に奨学金、約300万円を借りており、まだ返済中です。。。

 

薬剤師はゴールド免許。

 

正直、薬剤師なら最初の職場選びに失敗したくらいで人生傾きません。もしも就職を決めた会社が「何か変だな」と感じた場合は、辞めてすぐに転職すればよい話です。

変な職場は確かに存在していますが、そこばっかりは運ですし、店舗によっても様々です。(後述の就活エージェントを使用すると、ここのミスマッチは極力防げます)

 

・・・そんなことよりも、国家試験に落ちてしまった時の損失は金銭的・時間的にも非常に大きい!!!

 

社会人生活の中で「本来は働けたはずの1年」が消え、浪人生活が始まりますからね。稼げたはずの額と、予備校に支払う額との差額を考えると・・・もの凄いことになりますよ。

 

近年、国家試験の合格率が全体で下がってきているため、「1回は落ちてもOK」とか「予備校は1年は通うもの」と最初から考えている学生が少なくないように感じています。

 

気合いを入れて、一発で合格しましょうね!!過去問を活用した勉強法については当サイトでも解説していますので、是非ご参考ください。

薬剤師国家試験対策!押さえておきたい「過去問」勉強法

続きを見る

 

木元 貴祥
少し脱線しましたが、話を就職活動に戻します。

 

もちろん、就職ですから自己分析と業界研究をしっかりと行い、条件面や環境面など、譲れないところにこだわりを持つことは大切です!

本気で悩み抜いた上で、かつ早期に就職先を決めることは、(講師目線で考えて)国家試験と戦う時の大きなメリットになります。

 

卒業後、4月からすぐに働き出すつもりならば、4年生のCBT・OSCE終了後~5年生の8月頃までには動き始めましょう!

薬局によっては募集人数が集まった時点で募集を締め切りますので、早めに動いた人の方が選択肢は広がります

 

薬学生による就職活動の方法

では、就職活動を始めるに当たって、どのような方法があるのでしょうか?

 

就職活動に利用できるツールには大きく分けて

  • 就活イベントへの参加(就活サイトへの登録)
  • 就活エージェントの利用

があります。

 

木元 貴祥
いずれも4年生の時点から登録・利用可能です。

 

4年生のCBT・OSCE合格後すぐに始められるように、今のうちから登録だけは済ませておきましょう!

 

それぞれ特徴が異なりますので順に説明していきますね。

 

就活イベントへの参加(就活サイトへの登録)

就活イベントでは、学内や都市部の会場に多くの企業が来場し、企業ごとの「ブース」を作ります。

このブースで、1企業、おおよそ15分程度で説明を聞いて回ることができます。

 

特に学内のイベントでは、薬剤師以外の職種の話を聞けることもあり、やりたいことが定まっていなくとも、是非、積極的に情報を集めてもらいたいです!

 

木元 貴祥
私が就活をしていた当時は、MRを募集する製薬企業や、薬剤師国家試験予備校などもブースを作ってくれていました!私自身がMRに興味を持つ最初のきっかけです。

 

企業合同での就活イベントは都市部では頻繁に開催されています。これらのイベントでは、調剤薬局・ドラッグストアのブースがほとんどですね。

 

イベントの参加のためにはまず就活サイトに登録しましょう。全学部向けと薬学部向けの就活サイトがありますので、少なくとも全学部向け1サイト薬学部向け1サイトは登録してください(MR志望の場合は、リクナビ or マイナビです)。

就活サイト対象者登録可能学年
リクナビ全学部5年生〜
マイナビ全学部5年生〜
薬キャリ薬学部のみ4年生〜
ファーネット薬学部のみ4年生〜

薬キャリとファーネットは4年生でも「5年生用」のサイトに登録可能です

 

もしも、

  • 学内の就活イベントだけで、企業が選定できない
  • 他の企業の話も聞いてみたい
  • 大手(リクナビ、マイナビ)に出ていない中小の調剤薬局や病院のイベントを探したい

ということであれば、就活イベントの情報収集はファーネットへの登録がおススメです。(調剤薬局や病院の求人数は薬キャリよりもファーネットの方が多い)

 

ファーネットでは就活イベントの告知だけでなく、

  • 薬局見学会の告知
  • 薬局、病院の求人
  • 奨学金制度のある企業・薬局

などの情報が閲覧でき、全て無料で利用できますよ!

 

特に奨学金制度のある企業・薬局に絞った情報はファーネットにしかありませんので、貴重です。

 

奨学金相談会は、随時マンツーマンでしてもらえるので、こちらもご利用されると良いと思います。

 

以下に参加者の声も掲載されていますので是非ご覧ください。

>>ファーネット|薬剤師・薬学生のための奨学金早期返済個別面談会

 

ファーネットは中小企業とのパイプが強く、中小企業の方が年収などの条件面は柔軟に対応してもらえるので、上記の相談会で得られる情報には期待できます!もちろん大手の求人も保有しています。

 

その他、不定期ですが、国家試験対策用の無料イベント(講義)も開催されています。

 

実は私もこの講師として呼ばれていました!

 

講義は2019年10月27日に終わりましたが、ネット配信も開始しています!下記よりご登録いただけるといつでも視聴可能ですので良かったら是非ご覧くださいませ。

木元 貴祥(パスメド-PASS MED-代表)による薬剤師国家試験対策イベント:ファーネット主催

>>ファーネット|WEB配信一覧

 

アンケートでも非常に好評でしたので安心しました(笑)

 

私自身も刺激を貰い、いい経験になったと思います。

来年以降も継続のお話をいただきましたので、また学生さん達にお会いできるのを楽しみにしています!

ファーネット就活イベント:受講者のアンケート結果(抜粋)

このように就活イベントは就活の第一歩として非常にメリットのあるものです。

 

就活イベントのメリット

  • 短時間に複数企業の情報が得られる
  • 企業の人事担当者から生の情報が得られる
  • 得た情報は就活(特に面接)で有利に働く

 

一方、デメリットとしては以下でしょうか。

就活イベントのデメリット

  • イベント開催の日程に自分のスケジュールを合わせないといけない
  • イベント会場に足を運ぶ必要がある
  • 交通費は自己負担(稀に一律で数千円貰える場合もあり)

 

今後の人生を左右するかもしれない就活イベント。もし都合が合うなら行っておいて損はありません!あなたの選択肢を広げておきましょう!

 

\ 1分で登録完了 /

ファーネット公式サイト

4年生は「5年生用」に登録可能です。

 

就活エージェントの利用

アシアトクリエイションの担当者(山下さん)との打ち合わせの様子

「就活サイト」というのはよく耳にするかもしれませんが、「就活エージェント」とは何でしょうか?

 

就活サイトは前述のリクナビ・マイナビ・薬キャリ・ファーネットに代表されるような求人検索と応募ができる無料サイトですね。

 

一方、就活エージェントは就活サイト機能にプラスして、あなた専属のキャリアアドバイザー(担当者)さんが付いてくれる無料のサービスです。

そして個別に相談・サポートをして貰いながら就職活動を進めることが可能です!もちろん、履歴書・面接対策もしっかりフォローしてくれますし、場合によっては年収交渉もしてくれます(←すごい)。

 

特徴就活
サイト
就活
エージェント
求人検索・応募
就活イベント・
インターンシップ申し込み
希望・要望に対する個別相談
(キャリアアドバイザーの担当者)
×
年収・福利厚生の交渉×
履歴書対策
面接対策×
奨学金相談
国家試験サポート×
利用料金無料無料

△:サイトによって有り無しが異なる

 

実は近年、理系の就活を中心に就活エージェントが多くなってきています。(例:doda新卒エージェントキャリセン就活エージェント、等)

が、まだまだ学生の母数が大きいため、キャリアアドバイザーの数は十分ではありませんし、サポート体制もこれからといったところです。

 

そんな中、薬学生に限っては手厚いサポートの就活エージェントがあります。

 

木元 貴祥
私達の時代には無かったのが残念でなりません・・・。

 

既に薬剤師免許をお持ちの方が転職活動をする際には、ほとんどの方がこうしたエージェントサイト(転職エージェント)を利用しています。

 

私自身も転職活動の際はアドバイザーさんに依頼し、大変助けて頂きました!

 

私がアドバイザーさんにしてもらっていたことは、

  • コンサルタント目線での企業風土、評判のヒアリング
  • 履歴書の添削
  • 各企業毎の年収比較
  • 私の希望条件に合った企業のリストアップ

などになります。

 

薬学生でしたら、上記に加えて「奨学金フォロー制度」や「国試対策のサポート」が手厚い企業のリストアップなども代行してもらえますよ!

 

4年生からの早めの利用が望ましいところですが、特に・・・・

これまで就活イベントにあまり参加できなくて、今、5年生や6年生で実習・研究室・試験勉強などで忙しい日々を過ごしているあなた!

就活サイトに登録だけして何もアクションしていないあなた!

 

そんな「あなた」は是非利用すべきです!

 

  • 自分に合う職場があるのか不安
  • 時間がなくて就活が疎かになっている
  • 自己分析・業界研究を全然やっていない
  • 面接でうまく話せるか不安
  • 周りは内定貰っているのに自分はまだ決まっていない
  • 大手が良いのか、中小が良いのか分からない

就活はこんな漠然とした不安が多いと思いますし、労力もかなり掛かります。また孤独感もあるかもしれません。

 

実際に前述の就活イベントでアンケート調査を行ったところ、就職について不安・困っていることは人によって様々あることが分かりました。

薬学部の就職活動の不安:アンケート調査より

 

そんな時に就活エージェントは非常に心強く、あなたの代わりに手足となって情報収集してくれて不安も解消してくれますよ。また、あなたの強みや自己分析も手助けしてくれます。

 

木元 貴祥
心強い仲間が増えるといった印象ですね。

 

薬学生の就活でアドバイザーさんのサポートを依頼できる就活エージェントサイトには「アシアトクリエイション」があります。4年生から登録可能で、もちろん、5年生・6年生・卒留生も登録可能ですよ。

現在のところ、薬学生専門のエージェントサイトはここ以外は見当たりません。

今だけ登録特典でクオカード3,000円分贈呈キャンペーン実施中!

 

求人は大手・中小の調剤薬局・ドラッグストア・病院が中心です。ただし、製薬企業の求人はほとんどありませんのでご注意ください。

 

面談・電話・メールでサポートしてもらえ、全国どこの薬学部からも登録可能です!電話が煩わしければ、「メールでお願いします」と伝えれば大丈夫ですよ。

 

実際に取材してきて分かった評判・口コミの記事もありますのでご覧くださいませ~。

アシアトクリエイションの評判を徹底取材|薬学部の理想の就職・就活のために

続きを見る

 

なお、就活エージェントは企業に紹介した薬学生(薬剤師)が職場に「定着」することで報酬を得ています。

すぐに辞めそうなところを紹介すると、薬学生のあなただけでなくアドバイザーさんにも不利益になるので、この仕組みも私がアドバイザーさんを信用している大きな理由ですね。

 

就活エージェントのメリット

  • 就活に掛ける労力が大幅に軽減でき、実習・勉強に集中できる
  • 客観的な企業間の比較が容易になる
  • 年収交渉など、少々わがままな条件でも相談しやすい
  • 奨学金サポートが受けやすい
  • 他社就活サイトとの併用により相乗効果大!

 

デメリットとしては以下でしょうか。

就活エージェントのデメリット

  • 電話・メールでのやり取りが煩わしい
  • 自分の歩調で就活を進めていきたい人には不向き

現状、あまり他のデメリットが思いつきません。ご利用頂いての感想・苦情など、匿名で結構ですので、教えて頂けると助かります。

 

「就職活動、少し出遅れたな・・・」

と思っているあなたも、就活エージェントを利用すれば挽回可能ですのでご心配無用です。

あなたの強み・希望・要望・人柄等を考慮した上でぴったりな職場を提案してくれますので、利用した瞬間から就活に掛ける労力・不安が大幅に減ること間違いありません。

 

利用は全て無料ですので情報収集からだけでも始めてみてください。もちろん、既にリクナビやファーネット等の転職サイトに登録している方でも併用して利用可能です!その方が多くの情報が入手できますからね。

 

国家試験が近づいてくると、更に時間の余裕がなくなってくるんです。。。迷うようでしたら、すぐには動けなくても登録だけは済ませておきましょう(4~6年生はどなたでも登録OK!)。

 

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まとめ

本記事のまとめ

  • 楽な就活は後悔を招くかもしれない。
  • 薬剤師の主な働き方は、調剤、ドラッグストア、病院、製薬MR。
  • 国家試験に専念できる環境を作るため、できるだけ早期に就活を開始しよう!
  • 就活のスタート時期は4年生〜5年生の前半まで!
  • 必勝法は早めの「就活イベント」と「就活エージェント」!4年生のうちから効率良く情報収集すべし!

 

薬学部の就活は決して楽ではありません。楽だと思って何もせずに就職して後悔する人は大勢います。

早めに行動を開始すればあなたの今後の人生の選択肢も広がることでしょう。そのためにも自己分析と業界分析はしっかりとしておいてください。

 

6年生の4月頃になって「国家試験の勉強」と「就活」を同時並行するのは両方疎かになる可能性があるため、非常に危険です・・・。

 

就活の必勝法は

  • 早めに!
  • 自己分析と業界研究」を行い、
  • 多くの情報を入手」した上で、
  • 選択肢の幅を広げる」こと!

これに尽きます。そのために4年生のうちから「就活イベント」と「就活エージェント」を上手に活用していただければ嬉しく思います。

 

ご自身で就活を進めたい人は就活サイト(リクナビ、マイナビ、薬キャリ、ファーネット、等)のみで大丈夫です!

もし就活に不安があったり、負担を減らしたい人は就活エージェントアシアトクリエイション)をご活用ください。

 

木元 貴祥
色々と見て聞いて経験してあなたの選択肢を増やしていくことで必ず納得した就職ができるはずです!

 

本記事をお読みいただいたあなたの就職活動が成功することを切に願います。頑張ってください!^^

 

就活エージェント公式サイト

こんなあなたは早めに登録!

  • 就活に出遅れて不安が多い
  • 就活の時間が全然ないので労力・負担を減らしたい
  • 自分に合う職場があるのか不安
  • 奨学金のサポートをしてくれる求人が探したい
  • 履歴書・面接対策・自己分析が分からない

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