薬剤

薬剤:物質の溶解(10問)

問1 一般に、薬物粉末の粒子系が小さいほど薬物の溶解度が大きくなる理由として適切なのはどれか。

①粒子表面の拡散層の減少

②飽和溶解度の増大

③比表面積の増大

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正解は③でした!

【解説】

 

問2 温度の上昇により、溶解度が増大するものはどれか。

①KNO

②KOH

③Ca(OH)

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正解は①でした!

【解説】

①正。温度の上昇により溶解度が上昇する(吸熱溶解)するのは①KNOである。

②KOH及び③Ca(OH)は温度の上昇により溶解度が低下する(発熱溶解)をする物質である。

 

問3 一般的にpHが増大することにより、溶解度が増大するのはどれか。

①酸性薬物

②中性薬物

③塩基性薬物

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正解は①でした!

【解説】

①正。pHが増大(塩基性に傾く)ことにより、溶解速度が増大するのは一般的に酸性薬物である。

酸性薬物はpHが低くなると分子型の割合が大きくなるが、pHが大きくなることでイオン型の割合が増大し溶解度も多くなる。

 

問4 Higuchi式において、放出される薬物の累積量は何に比例するか。

①時間

②時間の二乗

③時間の平方根

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正解は③でした!

【解説】

 

問5 Hixson-Crowell式ではどのような粉体の溶解現象を表すか。

①粒度分布をもつ

②粒度分布をもたない

③どのような粉体でも適用できる

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正解は②でした!

【解説】

 

問6 Fickの第一法則に従う膜透過において、薬物の等加速度と反比例するものはどれか。

①薬物の拡散係数

②膜の厚さ

③薬物の膜に対する分配係数

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正解は②でした!

【解説】

正②。Fickの第一法則における膜透過では、透過速度は膜の厚さに反比例する。

①の薬物拡散係数、③の膜に対する分配係数に対しては、透過速度は比例する。

 

問7 pK=8の弱塩基性薬物の溶解度は、pH=8のとき、分子型溶解度の何倍になるか。

①2倍

②10倍

③変化なし

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正解は①でした!

【解説】

①正。弱塩基性薬物の溶解度はpHが低くなると大きくなる。

pH=pKのとき、分子型とイオン型の濃度は等しくなるので、溶解度は分子型溶解度の2倍となる。

 

問8 Noyes-Whitney式を示すのはどれか。

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正解は①でした!

【解説】

①正。Noyes-Whitney式である。Nernst-noyes-Whitney式における、D、V、δを見かけの溶解速度定数kとしてまとめた式である。(Nernst-noyes-Whitney式については問1を参照)

②誤。Higuchi式である。問4を参照。

③誤。Hixson-Crowell式である。問5を参照。

 

問9 次のうち正しい記述はどれか。

①固体分散体中の薬物は、その薬物結晶に比べて溶解度速度が小さい

②無水物は、水和物に比べて水中での溶解度が小さい

③安定形の結晶は、準安定形の結晶に比べて溶解速度が小さい

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正解は③でした!

【解説】

①誤。個体分散体中の薬物は、薬物結晶と比較して溶解速度は大きくなる

②誤。無水物は水和物に比べて、水中での溶解速度は大きくなる。

③正。記述通り。

 

問10 弱酸性薬物の溶解度を示す式として適切なものはどれか。

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正解は③でした!

【解説】

③正。弱酸性薬物の溶解度は、Cs=[分子型]×(1+10pH-pka)で表すことができる。

式へ数値を代入することにより、pHの増加により溶解度が上昇することがわかる。

 

 

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  • この記事を書いた人

木元 貴祥

【保有資格】薬剤師、FP、他
【経歴】大阪薬科大学卒業後、外資系製薬会社「日本イーライリリー」のMR職、薬剤師国家試験対策予備校「薬学ゼミナール」の講師、保険調剤薬局の薬剤師を経て現在に至る。

今でも現場で働く現役バリバリの薬剤師で、薬のことを「分かりやすく」伝えることを専門にしています。

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