薬剤

薬剤:TDM(16問)

★成績優秀者限定の就活|薬学生プレミア

問1 気管支喘息に用いられる次の薬剤のうち TDM を行うべき薬剤を1つ選べ。

① テオフィリン

② モンテルカスト

③ ツロブテロール

 

問2 次の抗不整脈薬のうち TDM を必要としないものを1つ選べ。

① リドカイン

② プロプラノロール

③ ジソピラミド

 

問3 次の白血病治療薬のうち TDM を行うべき薬剤を1つ選べ。

① シタラビン

② ヒドロコルチゾン

③ メトトレキサート

 

問4 次の抗生剤のうち TDM を行うべき薬剤を1つ選べ。

① セフジトレンピポキシル

② クラリスロマイシン

③ バンコマイシン

 

問5 次の心不全治療薬のうち TDM を行うべき薬剤を1つ選べ。

① ミルリノン

② ジゴキシン

③ ピモベンダン

 

問6 TDM が必要な薬剤の特性の記述として誤っているものを1つ選べ。

① 血中濃度と治療効果・副作用の発現が相関する

② 治療域と副作用発現域が近い

③ 薬物の吸収・分布・代謝・排泄 に個人差が少ない

 

問7  臨床的にTDM を必要とする理由として次の記述の中からふさわしくないものを1つ選べ。

① 治療効果を確認するため

② すべての薬は血中濃度を調べる必要があるため

③ 中毒・副作用が疑われるため

 

問8 次のうちTDM を行う理由と薬剤が正しい組合せを1つ選べ。

① 投与量と血中濃度の関係が非線形を示す  −  テイコプラニン

② 有効血中濃度の幅が 5 μg/mL 程度 である − バルプロ酸

③ 繰返し投与により薬物動態変化が予想される  −  カルバマゼピン

 

問9 ジゴキシンの TDM の記述として正しいものを1つ選べ。

① 副作用に不整脈があるため血中濃度を測定する必要がある

② 治療域 は 4.0 〜 8.0 ng/mL である

③ 1-コンパートメントモデルに従う薬剤である

 

問10 アミノグリコシド系抗生剤の TDM の記述として正しいものを1つ選べ。

① 消化管からも吸収されるため点滴静注以外にも経口投与が行われる

② 原則としてピーク値とトラフ値を測定するが、その理由として 前者は抗菌効果が時間依存性であるため、後者は副作用防止のため である

③ トラフ値が一定濃度以上を維持すると、腎臓や聴覚器官に障害が出る

 

問11 テオフィリンの TDM について正しい記述を1つ選べ。

① 有効血中濃度 は 10〜20 μg/mLである

② 肝クリアランスに個人差はなく一定である

③ 患者が喫煙している場合、投与量を減量する必要がある

 

問12 シクロスポリンとタクロリムスに関する記述として誤っているものを1つ選べ。

① いずれの薬剤もCYP3A4で代謝される

② TDM における有効血中濃度はシクロスポリンの方が高い

③ シクロスポリンはP糖タンパク質により輸送されるが、タクロリムスは輸送されない

 

問13 抗MRSA薬は基本的にTDMを行うがその記述として正しいものを1つ選べ。

① アミノグリコシド系抗生剤のうちゲンタマイシンが用いられることがある

② バンコマイシンは経口投与することもできるがその場合もTDM を行う必要がある

③ テイコプラニンは有効血中濃度に早く到達させるためローディングドーズを行う

 

問14 次の濃度では中毒域に達している薬剤と濃度の組合せを1つ選べ。

① リチウム - 8 mEq/L

② ジゴキシン - 1.0 ng/mL

③ フェノバルビタール - 20 μg/mL

 

問15 バンコマイシンを投与されていて定常状態に達していた患者の腎機能が低下した。この場合、バンコマイシンの投与量はどうすべきか次の中から1つ選べ。

① 投与量を増やす

② 投与量は変える必要はない

③ 投与量を減らす

 

問16 採血試料の扱いに関して、薬剤名と注意点が正しい組合せを1つ選べ。

① シクロスポリン − 採血試料としては血漿成分を用いる

② フェニトイン − 試料が少ない場合、血清分離剤へ吸着するため血中濃度を低く見積もることがある

③ アミノグリコシド系抗生剤 − 抗凝固剤にはヘパリンを用いる

 

 

薬剤の問題選択に戻る

他の科目選択(TOPページ)

★CBTの対策・勉強法については以下の記事をご確認ください。

薬学部CBT対策で押さえておきたい勉強法!合格率99%でも油断大敵

続きを見る

成績優秀者は「薬学生プレミア」で就活を

理想の就職を実現したい方に

  • 登録はCBT・国家試験等の模試で「B判定」以上の方限定
  • 薬剤師国家試験合格を前提とした就職活動
  • 成績優秀者は有利な条件(年収、勤務地、福利厚生等)を引き出すことが可能

薬学生プレミアは手厚いサポートで就活におけるミスマッチ・失敗を最小限にできる理由があります。

成績優秀者ではなくとも就活は有利にできる!

薬学生アープで失敗しない就職活動を実現しよう。ミスマッチを最小限にできます。

公式サイト:https://passmed.co.jp/success/

 

★薬学部の就活については以下の記事をご確認ください。裏技的な必勝法を伝授します。

要チェック!
薬学生の就活に大事な心構えなどを解説!失敗しない必勝法もあります。
薬学部の就職活動は楽じゃない!就活必勝法と主な就職先の年収は?

続きを見る

  • この記事を書いた人

木元 貴祥

【保有資格】薬剤師、FP、他 【経歴】大阪薬科大学卒業後、外資系製薬会社「日本イーライリリー」のMR職、薬剤師国家試験対策予備校「薬学ゼミナール」の講師、保険調剤薬局の薬剤師を経て現在に至る。 今でも現場で働く現役バリバリの薬剤師で、薬のことを「分かりやすく」伝えることを専門にしています。 お問い合わせ・家庭教師の依頼

-薬剤