薬剤

薬剤:代表的な製剤①(20問)

問1 散剤に関する記述として正しいものはどれか。

①通例、気密容器に保存する

②顆粒剤と比較して、飛散性が低い

③溶出試験に適合する

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正解は③でした!

【解説】

①誤。散剤は通例、密閉容器に保存する。

②誤。散剤は顆粒剤と比較して飛散性が高い(舞いやすい)ため、調剤時には注意を要する。

③正。散剤は別に規定するものの他、溶出試験に適合する。

 

問2 カプセル剤についての記述のうち正しいものはどれか。

①カプセル剤の大きさは1号よりも5号のほうが大きい

②カプセル剤には腸溶性や徐放性をもつものがある

③カプセル剤には製剤均一試験の適合は不要である

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正解は②でした!

【解説】

①誤。カプセル剤の大きさの大小関係は順に000>00>0>1>2>3>4>5となっている。

②正。記述通り。

③誤。カプセル剤は製剤均一試験、溶出試験、崩壊試験などに適合する。

 

問3 口腔外用剤について正しい記述はどれか。

①トローチ剤には崩壊剤を用いる

②舌下錠は口腔粘膜から吸収させることを目的とする製剤である

③バッカル錠は歯と歯の間に挟みこみ、口腔粘膜から吸収させる

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正解は②でした!

【解説】

①誤。トローチ剤には崩壊剤は用いない。

②正。記述の通り。即効性に優れ、肝初回通過効果の影響の大きい薬剤のBAを向上させることができる。

③誤。バッカル錠は歯と歯茎の間に挟むことにより徐々に溶解させ、口腔粘膜から吸収させる。

 

問4 半固形製剤に関する記述のうち正しいものはどれか。

①経口ゼリー剤は口腔粘膜に適用する製剤である

②坐剤は局所作用のみを目的としている

③口腔用ゲル剤は経口投与する製剤である

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正解は②でした!

【解説】

①誤。経口ゼリー剤は経口投与で用いる流動性のないゲル状の製剤である。

②正。坐剤は局所作用のみならず、全身作用を目的とした製剤もある。アセトアミノフェンの坐剤は乳幼児の解熱に有効である。

③誤。口腔用ゲル剤は口腔粘膜に使用する製剤である。

 

問5 無菌製剤に関する記述のうち正しいものはどれか。

①懸濁性点眼液の粒子径は通常7.5µm以下である

②注射剤の添加剤としてホウ酸を用いる

③懸濁性注射剤は静脈内に投与ができる

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正解は③でした!

【解説】

①誤。懸濁性点眼液の粒子径は通常75µm以下である。

②誤。注射剤の添加剤としてホウ酸を加えることはできない。点眼剤の緩衝液としてホウ酸を用いることはできる。

③正。懸濁性注射液は血管および脊髄腔内に投与不可である。

 

問6 目に投与する製剤に関する記述のうち正しいものはどれか。

①点眼剤の非水性溶剤には鉱油を用いる

②点眼剤は発熱性物質試験法に適合する必要がある

③眼軟膏剤は保存剤を加えることができる

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正解は③でした!

【解説】

①誤。点眼剤の非水性溶剤には植物油を用いる。

②誤。点眼剤は発熱性物質試験法に適合する必要はない。

③正。記述通り。パラオキシ安息香酸エステル類やクロロブタノールが使用される。

 

問7 錠剤に関する記述のうち正しいものはどれか。

①コーティング剤による剤皮を施すことはできない

②溶出試験又は崩壊試験法に適合する

③口腔内崩壊錠は口腔粘膜から吸収される

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正解は②でした!

【解説】

①誤。腸溶性や徐放性などのコーティングを施すことができる。

②正。錠剤は製剤均一試験に適合し、溶出試験又は崩壊試験に適合する。

③誤。口腔内崩壊錠は、口腔内で速やかに溶解、崩壊させて小腸から吸収させる。

 

問8 貼付剤に分類されるのはどれか。

①パップ剤

②ゲル剤

③クリーム剤

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正解は①でした!

【解説】

①正。パップ剤は貼付剤に分類され、水を含むため熱感をもつ患部へ適する。また、テープ剤は水を含まないことが特徴である。

②誤。ゲル剤は塗布剤に分類される。皮膚に塗布するゲル状の薬剤であり、水性と油性のゲル剤がある。

③誤。クリーム剤は塗布剤に分類される。水中油型または油中水型に乳化した半固形製剤である。

 

問9 注射剤の溶剤に関する記述のうち正しいものはどれか。

①リンゲル液は注射用水の代わりにはならない

②非水性溶剤には植物油が用いられる

③流動パラフィンは注射剤の用剤として適切である

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正解は②でした!

【解説】

①誤。リンゲル液や生理食塩液は注射用水の代用とすることができる。

②正。非水性の溶剤には植物油が用いられる。

③誤。流動パラフィンは鉱油であるため、注射剤の溶剤として用いることはできない。

 

問10 皮膚に使用し全身循環を目的とする製剤はどれか。

①テープ剤

②パップ剤

③経皮吸収型製剤

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正解は③でした!

【解説】

①誤。テープ剤はほとんど水を含まない基材を用いる貼付剤であり、局所での効果を期待して用いるものである。水を含まないため、容器は密閉容器である。

②誤。パップ材は水を含む基材を用いる貼付剤である。水を含むため容器には気密容器を使用する。

③正。経皮吸収剤は全身循環を目的とした製剤であり、皮下の血管から血液に取り込まれることにより、皮膚やその近くの組織ではなく全身への作用を期待する製剤である。一度貼るだけで長時間の投与を行うことができ、剥がすことで容易に投与を中断できる。

 

問11 懸濁性注射液の粒子径として正しいものはどれか。

①7µm以下

②15µm以下

③150µm以下

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正解は③でした!

【解説】

懸濁性注射液の粒子径は150µm以下に規定されている。

 

問12 乳剤性注射液の粒子径として正しいものはどれか。

①7µm以下

②15µm以下

③150µm以下

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正解は①でした!

【解説】

乳剤性注射液の粒子径は7µm以下に規定されている。

 

問13 坐剤に適合する試験はどれか。

①製剤均一試験

②溶出試験

③崩壊試験

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正解は①でした!

【解説】

①正。坐剤は製剤均一試験に適合する必要がある。製剤均一試験は個々の製剤間での有効成分の含量の均一性を調べる試験である。

②誤。溶出試験は経口製剤について溶出性を確認するための試験であり、生物学的非同等性を確認するための試験でもある。

③誤。崩壊試験は経口製剤が定められた時間内に崩壊するかを確認する試験である。

 

問14 生物学的同等性を確認するための試験はどれか。

①エンドトキシン試験法

②溶出試験

③含量均一試験

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正解は②でした!

【解説】

①誤。エンドトキシン試験はカブトガニの血球成分を用いてグラム陰性菌由来のエンドトキシンの検出、定量を行う試験である。注射剤や透析用剤に適応する。

②正。溶出試験は生物学的同等性を確認するために行う。

 

問15 崩壊試験法に用いる製剤試料数はいくつか。

①3個

②6個

③12個

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正解は②でした!

【解説】

放出試験法は6個の製剤試料で試験を行い、錠剤の崩壊性を試験する。

試験の判定は時間内に6つすべてが崩壊する場合適合となる。

1個または2個以上が崩壊しない場合はさらに12個の試料を追加し、計18個の試料のうち16個以上が崩壊した場合に適合となる。

 

問16 試験法に関する記述のうち正しいものはどれか。

①回転バスケット法は溶出試験の試験法である

②フロースルーセル法は即放性製剤の溶出試験に用いる

③エンドトキシンを試験する方法の一つにメンブレンフィルター法がある

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正解は①でした!

【解説】

①正。正しい記述である。回転バスケット法、パドル法は即放性製剤の溶出試験に用いられる。

②誤。フロースルーセル法は徐放性製剤の溶出試験に用いられる。

③誤。メンブレンフィルター法は無菌試験に用いられる方法である。

 

問17 点眼剤の試験法に関する記述のうち正しいものはどれか。

①不溶性異物検査法は顕微鏡を用いて行う

②不溶性微粒子試験法は点眼剤中の不溶性微粒子の大きさを試験する

③不溶性異物検査法は点眼剤中の不溶性異物の数を試験する

▽解答はこちら▽

正解は②でした!

【解説】

①誤。不溶性異物検査法は肉眼で行う。なお、不溶性微粒子試験法は顕微鏡を用いて行う。

②正。不溶性微粒子試験法は点眼剤中の不溶性微粒子の大きさや数を試験する。

③誤。不溶性異物試験法は不溶性異物の有無を確認する。

 

問18 外用剤の油脂性基材はどれか。

①マクロゴール軟膏

②加水ラノリン

③単軟膏

▽解答はこちら▽

正解は③でした!

【解説】

①誤。マクロゴール軟膏は水溶性の基材である。

②誤。加水ラノリンはw/o型は乳剤性の基材である。

③正。単軟膏は油脂性の基材である。

 

問19 油脂性基材はどれか。

①コールドクリーム

②プラスチベース

③バニシングクリーム

▽解答はこちら▽

正解は②でした!

【解説】

①誤。コールドクリームはw/o型の乳剤性基材である。

②正。プラスチベースは油脂性基材である。皮膚刺激感が少なく、べたつき感が強く、水では落ちにくい。

③誤。バニシングクリームはo/w型の乳剤性基材である。

 

問20 外用薬の水溶性の基材はどれか。

①マクロゴール

②吸水クリーム

③単軟膏

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正解は①でした!

【解説】

①正。マクロゴールはエチレンオキシドと水との重合体であり、水溶性基材に分類される。

②誤。吸水クリームはw/o型の乳剤性基材である。

③誤。単軟膏は油脂性基材である。

 

 

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  • この記事を書いた人

木元 貴祥

【保有資格】薬剤師、FP、他
【経歴】大阪薬科大学卒業後、外資系製薬会社「日本イーライリリー」のMR職、薬剤師国家試験対策予備校「薬学ゼミナール」の講師、保険調剤薬局の薬剤師を経て現在に至る。

今でも現場で働く現役バリバリの薬剤師で、薬のことを「分かりやすく」伝えることを専門にしています。

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