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【悪性黒色腫 新薬】ゼルボラフ錠

2017/04/08

厚労省は2014年12月26日、「BRAF遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫」を効能・効果とするゼルボラフ錠(一般名:ベムラフェニブ)を承認したと発表がありました^^

悪性黒色腫(メラノーマ)は皮膚がんの1つであり、ほくろのような黒色のがんができることからこのような名前が付けられています。

発生部位は足底(足のうら)が最も多く、体幹、顔面、爪が続きます。

悪性黒色腫は早期発見できれば手術で取り除くことができますが、進行した場合は手術の適応とならず、抗癌剤による治療が行われます。

また、悪性黒色腫の約50%にBRAF遺伝子に特徴的な変異が認められ、この変異が細胞の異常増殖などを引き起こすとされていて、通常の抗癌剤は効きが悪く、予後不良でした。

今回承認了承されたゼルボラフは、BRAF遺伝子変異により生じる異常なセリン/スレオニンキナーゼを阻害することで腫瘍細胞の増殖を抑制する分子標的治療薬です!☆

BRAF変異は悪性黒色腫だけでなく、大腸癌や様々な癌でもみられる変異です。

今後は悪性黒色腫以外の癌に対しても期待される薬剤ではないでしょうか♪

以上、本日は初めてのBRAF変異に対する薬剤であるゼルボラフをご紹介しました^^

 
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