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【肺がん 新薬】アレセンサカプセル

2017/04/05

2014年7月4日、厚生労働省は、「ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」を効能・効果とするアレセンサカプセル20mg、同40mg(一般名:アレクチニブ塩酸塩)を承認しました^^

肺がんは組織型によって“小細胞肺がん”と“非小細胞肺がん”に分類されています。

肺がんの国内罹患数10万人弱のうち非小細胞肺がんは8割といわれています。

非小細胞肺がんではEGFR(イージーエフアールと読みます)遺伝子の変異や、ALK(アルク、もしくはエーエルケーと読みます)遺伝子の変異が認められることがあります。

EGFR遺伝子変異(約40%)の場合は、「イレッサ(一般名:ゲフェチニブ)」や「タルセバ(一般名:エルロチニブ)」が適応となります。

一方、ALK遺伝子の変異陽性率は2~5%とされ、推定患者数は1600~3900人と少数です。

アレセンサはこのALKを介するシグナル伝達を阻害することで腫瘍増殖を抑制するといった作用機序を有しています。

同じくALK遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんに適応を有するザーコリ(一般名:クリゾチニブ)は12年に承認されています。

アレセンサは国内の第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験でザーコリよりも臨床的有用性が示唆されたため、今回承認了承に至りました。

今後はザーコリとの直接比較の第Ⅲ相臨床試験も予定されていますので、両剤の使い分け等も検討されれば良いなと思っています☆


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