5.内分泌・骨・代謝系

カナグル(カナグリフロジン)の作用機序【糖尿病】

2014年7月4日、厚生労働省は、「2型糖尿病」を効能・効果とするカナグル錠(一般名:カナグリフロジン水和物)を承認したと発表がありました^^

 

すでにSGTL-2阻害剤は、スーグラ錠(2014年4月発売済)、フォシーガ錠、ルセフィ錠、デベルザ錠、アプルウェイ錠が承認を取得していますので、カナグル錠は6番目になります。

ここで簡単にSGLT2阻害剤の作用機序を示したいと思います☆

糸球体でろ過された原尿には、血漿と同じ濃度のブドウ糖が含まれていますが、近位尿細管で実に99%以上のブドウ糖が再吸収されます。

この原尿中のブドウ糖再吸収の主役が、SGLT2(Sodium-Glucose Transporter 2)であるということが明らかになっています。

つまり、SGLT2阻害剤は糖の再吸収を抑える(=糖の排泄を促進する)ことで血糖を低下させる薬です。

インスリン作用を介さないため、低血糖や体重増加・肥満といった副作用が発現しにくいといわれています。

 

服用方法はいずれの薬剤も1日1回の服用です。

今後はこれらの薬剤の使い分け等も明示されてこれば興味深いと思います^^

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  • この記事を書いた人

木元 貴祥

【保有資格】薬剤師、FP、他
【経歴】大阪薬科大学卒業後、外資系製薬会社「日本イーライリリー」のMR職、薬剤師国家試験対策予備校「薬学ゼミナール」の講師、保険調剤薬局の薬剤師を経て現在に至る。

今でも現場で働く現役バリバリの薬剤師で、薬のことを「分かりやすく」伝えることを専門にしています。

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