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(10)皮膚系

ネイリン(ホスラブコナゾール)の作用機序と副作用【爪白癬】

   

厚労省は2018年1月19日、「爪白癬」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品のネイリンカプセル100mg(一般名:ホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物)を承認したと発表がありました☆

 

本日は爪白癬とネイリン(ホスラブコナゾール)の作用機序についてご紹介します^^

 

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爪白癬について

爪白癬は一般的に爪水虫と呼ばれ、水虫と同一の原因菌(真菌)が爪の中に侵入することで発症する病気です。

爪の病気の中ではこの爪白癬が多くを占めています。

また、真菌細胞とヒト細胞の異なる点として、以下があります。

  1. 細胞膜の主成分が「エルゴステロール
  2. 細胞壁を有する

 

特にヒト細胞の細胞膜の主成分は「コレステロール」ですが、真菌細胞の細胞膜の主成分は「エルゴステロール」である点が重要です。

 

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ネイリン(一般名:ホスラブコナゾール)の作用機序

ネイリンは、アゾール系抗真菌薬に分類され、真菌の細胞膜の主成分であるエルゴステロールの合成阻害作用により抗真菌作用を示します。

 

また、ネイリンは主活性成分のラブコナゾールの溶解性や生体内利用率を向上させたプロドラッグで、ヒトに投与されると速やかにラブコナゾールに変換されるといった特徴があります☆

 

用法用量は、1日1回1カプセルを12週間、経口投与します。

主な副作用としては肝機能障害があります。

 

薬価

収載時(2018年5月22日)の薬価は以下の予定です。

  • 100mg1カプセル 804.60円

 

類薬

経口投与の類薬にはイトリゾールカプセル(一般名:イトラコナゾール)やラミシール錠(テルビナフィン塩酸塩)等があります。

 

最近では、外用薬(塗り薬)のルコナック爪外用液(一般名:ルリコナゾール)や、クレナフィン爪外用液(一般名:エフィナコナゾール)もありますので、今後の使い分けが気になるところですね。

 

ちなみに、爪白癬の経口剤としては約20年ぶりの新薬だそうです!

以上、本日は爪白癬とネイリンカプセルについてご紹介しました♪

 
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