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消化器系

 
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消化器系(全11問 ※目標8問正解)

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Q.1 ドンペリドン(商品名:ナウゼリン)は、ドパミンD2受容体を遮断して嘔気を抑制するが、妊婦への投与は禁忌である。

解答:正

ドンペリドン(商品名:ナウゼリン)は、ドパミンD2受容体を遮断して嘔気を抑制するが、妊婦への投与は催奇形性の報告があるため禁忌である。妊婦に対し、嘔気の抑制を目的としてドパミンD2受容体遮断薬を使用したい場合は、メトクロプラミド(商品名:プリンペラン)などを検討する。

Q.2 ジフェンヒドラミン・ジプロフィリン配合錠(商品名:トラベルミン)は、乗り物酔いやメニエール症候群に伴う症状を改善させる。

解答:正

文章の通り。

Q.3 抗悪性腫瘍薬の投与に伴う嘔吐に対し、アプレピタント(商品名:イメンド)やデキサメタゾン(商品名:デカドロン)が用いられる。

解答:正

文章の通り。

Q.4 ロペミン(商品名:ロペラミド)は、腸運動を抑制し、腸内感染を伴う下痢症状に用いられる。

解答:誤

ロペミン(商品名:ロペラミド)は、オピオイドμ受容体を刺激し、アセチルコリンの作用を抑制することで止瀉作用を示すが、感染を伴う下痢には、菌・ウイルスを体内に留めてしまうため基本的には使用しない。クローン病に伴う下痢症状の抑制に用いられることも多いですよね。

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Q.5 酸化マグネシウム(商品名:マグミット、マグラックス)は、消化管にて吸収されることで、腸内の水分を保つ。

解答:誤

酸化マグネシウム(商品名:マグミット、マグラックス)は、消化管にて吸収されないことで腸内の水分を増加させ、排便を促す。基本的には体内に吸収されない製剤であり、妊婦や小児にも使用される。

Q.6 センノシド(商品名:プルゼニド)は、服用後の効果発現が早い下剤であり、服用後1時間で便が出ない場合は、もう1錠追加で服用するよう指導する。

解答:誤

センノシド(商品名:プルゼニド)は、服用後、効果発現までには約8時間程度を要する。眠る前に服用してもらったら、朝方にお通じが良くなります!下剤で服用タイミングに注意が必要なものにはルビプロストン(商品名:アミティーザ)があります!服用タイミングが朝夕食後となっており、眠前などの空腹時に服用してしまうと悪心・嘔吐など副作用の発現率がアップしてしまいます(汗)

Q.7 消化性潰瘍は、攻撃因子(胃酸、ペプシン)と防御因子(胃粘膜など)のバランスが崩れ、攻撃因子優位になった場合に、発症する。

解答:正

文章の通りである。若年層では攻撃因子の増大による「十二指腸潰瘍」が、高齢層では防御因子の減弱による「胃潰瘍」が、それぞれ起きやすい。

Q.8 十二指腸潰瘍では、胃潰瘍に比べ、食後に心窩部痛を感じることが多い。

解答:誤

十二指腸潰瘍では、胃潰瘍に比べ、空腹時に痛みを感じることが多い。食後の痛みは胃潰瘍で感じやすい。

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Q.9 嚥下困難を訴える消化性潰瘍患者に対しては、通常ラベプラゾール(商品名:パリエット)を粉砕して服用させる。

解答:誤

ラベプラゾール(商品名:パリエット)などのPPIは、腸溶錠であり、粉砕は適さない。粉砕可能なPPIとしてはボノプラザン(商品名:タケキャブ)がある。

Q.10 レバミピド(商品名:ムコスタ)は、プロスタグランジン合成を促進し、胃粘膜保護作用を示す。

解答:正

文章の通り。テプレノン(商品名:セルベックス)なども同様の作用機序。

Q.11 機能性ディスペプシア(FD)に対しては、コリンエステラーゼ阻害作用を持つアコチアミド(商品名:アコファイド)が、毎食後投与にて使用される。

解答:誤

機能性ディスペプシア(FD)とは、胃潰瘍や胃癌ではない、胃部不快感をいう。アコチアミド(商品名:アコファイド)が治療薬であり、毎食前に服用する。(食後服用では薬効がやや低下する。)

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代表プロフィール

 
木元 貴祥(薬剤師・講師)
 
大阪薬科大学 卒
外資系製薬メーカー(MR)、予備校講師、調剤薬局を経て現在に至る。
 
薬のことを「分かりやすく」伝えることを専門にしています。

【主な著書】
同効薬おさらい帳
 
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