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循環器系

 
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循環器系(全16問 ※目標14問正解)

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Q.1 狭心症は、冠状動脈の狭窄が原因となり、心筋の酸素不足が生じる疾患である。

解答:正

狭心症は、冠状動脈の狭窄が原因となり、心筋の酸素不足が生じる疾患である。動脈硬化が原因のものは労作性、冠血管のれん縮が原因で安静時にも発作が出るものは安静時狭心症と呼ぶ。

Q.2 異型狭心症の治療には、アドレナリンβ受容体遮断薬が用いられる。

解答:誤

労作性狭心症の治療には、アドレナリンβ受容体遮断薬が用いられる。異型狭心症は、安静時狭心症に含まれ、カルシウム拮抗薬などが用いられる。

Q.3 ニトログリセリン(商品名:ニトロペン)舌下錠は、狭心症の発作時に使用し、1錠使用しても症状が軽快しない場合は、続けて2錠目を使用することができる。

解答:正

文章の通り。3錠目まで使用することはできますが、苦しければ早めに救急車を呼んでしまってOKです。心筋梗塞だった場合には、命にかかわります!!!

Q.4 硝酸薬にて継続治療中の場合、シルデナフィル(商品名:バイアグラ)の服用は、過度の血圧上昇が懸念されるため併用禁忌となる。

解答:正

硝酸薬にて継続治療中の場合、シルデナフィル(商品名:バイアグラ)の服用は、血管拡張による過度の血圧低下が懸念されるため併用禁忌となる。

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Q.5 フロセミド(商品名:ラシックス)は、尿細管に作用し、低カリウム血症を起こすことがある。

解答:正

フロセミド(商品名:ラシックス)は、利尿作用の強いループ利尿薬であり尿細管に作用し、低カリウム血症を起こすことがある。また、低カリウム血症の状態は、ジギタリス製剤による中毒を起こしやすくなる(ジギタリス製剤とは併用注意)。

Q.6 アムロジピン(商品名:ノルバスク、アムロジン)は血管選択的にCa2+チャネルを遮断し、持続的な降圧作用を示す。

解答:正

アムロジピン(商品名:ノルバスク、アムロジン)は血管選択的にCa2+チャネルを遮断し、持続的な降圧作用を示す。

Q.7 エナラプリル(商品名:レニベース)は、アンギオテンシン変換酵素を阻害し、アンギオテンシンⅡの産生を抑制することで降圧作用を示す。

解答:正

エナラプリル(商品名:レニベース)は、アンギオテンシン変換酵素を阻害し、アンギオテンシンⅡの産生を抑制することで降圧作用を示す。同時にブラジキニンの分解を抑制してしまうため、副作用として空咳が現れることがある。

Q.8 オルメサルタン(商品名:オルメテック)は、アンギオテンシンⅡAT1受容体を遮断し、主な副作用に低カリウム血症がある。

解答:誤

オルメサルタン(商品名:オルメテック)は、アンギオテンシンⅡAT1受容体を遮断し、アルドステロンの分泌を抑制するため、副作用としてカリウム値の上昇が見られることがある。

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Q.9 メキシレチン(商品名:メキシチール)は、頻脈性の不整脈に用いられるが、糖尿病性末梢神経障害に伴う痛みを悪化させる。

解答:誤

メキシレチン(商品名:メキシチール)は、頻脈性の不整脈に用いられ、糖尿病性末梢神経障害に対しても適応を持つ。

Q.10 心室性不整脈の治療に、ベラパミル(商品名:ワソラン)などCa2+拮抗薬が用いられる。

解答:誤

上心室性不整脈の治療に、ベラパミル(商品名:ワソラン)などCa2+拮抗薬が用いられる。

Q.11 アミロダロン(商品名:アンカロン)は、劇薬に指定されている抗不整脈薬で、副作用で間質性肺炎を起こすことがある。

解答:誤

アミロダロン(商品名:アンカロン)は、毒薬に指定されている抗不整脈薬で、副作用でQT延長による重篤な不整脈や間質性肺炎を起こすことがある。

Q.12 アドレナリンβ受容体遮断薬は、血中カリウム値の低下に注意を払わなければならない。

解答:誤

アドレナリンβ受容体刺激薬は、血中カリウム値の低下に注意を払わなければならない。逆に考えると分かりやすいのですが、β遮断だと、その後レニン分泌抑制→アルドステロン抑制→高カリウム血症懸念…となりますよね。β、刺激だと低カリウム血症に注意です!稀ですが倦怠感や身体のしびれなど、患者さんの訴えから見つかることがあります!

Q.13 慢性心不全に対するビソプロロール(商品名:メインテート)の投与は、5mg錠/日から治療を開始し、徐々に減量する。

解答:誤

慢性心不全に対するビソプロロール(商品名:メインテート)の投与は、0.625mg/日など低用量から治療を開始し、増量が必要な場合は徐々に増量する。β遮断薬は、基本的には心臓の動きにブレーキをかけていく薬物なので、いきなり高用量でいくと危ない!!

Q.14 ジギタリス製剤は、心拍数を減少させるため、心房性不整脈を併発した心不全患者に投与されることがある。

解答:正

他の抗不整脈薬と異なり、ジギタリス製剤は心収縮力を低下させないため、心不全と不整脈の併発例では使用しやすい。

Q.15 アンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬や、アンギオテンシン受容体拮抗薬(ARB)は、血管拡張により心負荷を軽減し、心不全に使用されることがある。

解答:正

文章の通り。ARBやACE阻害薬が処方されたからといって、100%高血圧!という訳ではありません!「血圧ですよね~~」と服薬指導を始めると、「はぁ?」と言われてしまうことがあるので、心負荷軽減作用があるということも知っておきましょう!

Q.16 アリスキレン(商品名:ラジレス)は、レニン直接阻害剤であり、ARBまたはACE阻害薬投与中の糖尿病患者には禁忌である。

解答:正

文章の通り。アリスキレンは、珍しい作用機序、珍しい禁忌を持っています!

問題演習お疲れさまでした。
 
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代表プロフィール

 
木元 貴祥(薬剤師・講師)
 
大阪薬科大学 卒
外資系製薬メーカー(MR)、予備校講師、調剤薬局を経て現在に至る。
 
薬のことを「分かりやすく」伝えることを専門にしています。

【主な著書】
同効薬おさらい帳
 
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