薬剤師国家試験対策・薬学部家庭教師のメディカルキャンパス

中枢神経系①

 
薬学生・薬剤師向け問題集です。無料でご用意していますので、是非トライしてみてください。
> 中枢神経系②の問題演習はこちら

中枢神経系(全30問 ※目標26問正解)

●スポンサードリンク

Q.1 うつ病の成因を推測したモノアミン仮説では、中枢内のノルアドレナリンやセロトニン濃度の上昇が、一因と考えられている。

解答:誤

うつ病の成因を推測したモノアミン仮説では、中枢内のノルアドレナリンやセロトニン濃度の低下が、一因と考えられている。

Q.2 双極性障害は、うつ状態とそう状態を繰り返す疾患であるが、治療方針はうつ病と同様でかまわない。

解答:誤

双極性障害は、うつ状態とそう状態を繰り返す疾患であり、炭酸リチウムが使用されるなど、薬物の適応は単極性のうつ病とは明確に異なる。

Q.3 一般に抗うつ薬は、服用後一時間以内で薬効が発現するため、頓用で使用されることが多い。

解答:誤

一般に抗うつ薬は、数日~数週間、作用発現に要する。根気強く服用を続けてもらえるよう指導が必要。

Q.4 抗うつ薬は中枢にて作用し、ノルアドレナリンやセロトニンの再取り込みを阻害するものが多い。

解答:正

抗うつ薬は中枢にて作用し、ノルアドレナリンやセロトニンの再取り込みを阻害するものが多く、血圧上昇などの副作用に注意を要する。

●スポンサードリンク

Q.5 アミトリプチリン(商品名:トリプタノール)などの三環系抗うつ薬は、抗コリン作用が強い。

解答:正

三環系抗うつ薬は、抗コリン作用が強い。口渇、尿閉、眼圧、気を付けることがたくさんあります!

Q.6 選択的セロトニン再取り込み阻害薬であるフルボキサミン(商品名:パキシル、デプロメール)は、チザニジン(商品名:テルネリン)とは併用注意に指定されている。

解答:誤

フルボキサミン(商品名:パキシル、デプロメール)は、チザニジン(商品名:テルネリン)とは併用禁忌に指定されている。チザニジンの血中濃度が上がり、徐脈や血圧低下の危険性が上がります!!

Q.7 統合失調症の陽性症状には、幻覚・幻聴・妄想があり、中脳辺縁系での相対的なセロトニンの過剰状態が原因と考えられている。

解答:誤

統合失調症の陽性症状には、幻覚・幻聴・妄想があり、中脳辺縁系での相対的なドパミンの過剰状態が原因と考えられている。

Q.8 統合失調症の陰性症状には、無気力状態があり、中脳皮質系のドパミンの過剰分泌が原因と考えられている。

解答:誤

統合失調症の陰性症状には、無気力状態があり、中脳皮質系のセロトニンの過剰分泌が原因と考えられている。

●スポンサードリンク

Q.9 一般に、統合失調症は陰性症状から発症(急性期)し、後に陽性症状が出現(慢性期)し、回復期を迎える。

解答:誤

一般に、統合失調症は陽性症状から発症(急性期)し、後に陰性症状が出現(慢性期)し、最後に回復期を迎える。(陽性症状→陰性症状→陽性症状と症状が再燃することもある。)

Q.10 ドパミン受容体の遮断は、錐体外路障害やプロラクチン過剰分泌の原因となることがある。

解答:正

ドパミン受容体の遮断は、錐体外路障害(パーキンソン様症状)やプロラクチン過剰分泌(胸の張りなどの訴え)の原因となることがある。

Q.11 ドパミン部分作動薬(DSS)であるアリピプラゾール(商品名:エビリファイ)は、ドパミン受容体に対して遮断薬としても刺激薬としても作用できる。

解答:正

ドパミン部分作動薬(DSS)であるアリピプラゾール(商品名:エビリファイ)は、ドパミン受容体に対して遮断薬としても刺激薬としても作用でき、ドパミン受容体遮断に伴う副作用は他のドパミン受容体遮断薬よりも弱い。

Q.12 エビリファイは、統合失調症の陽性・陰性症状のみならず、双極性障害や自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)への適応も有する。

解答:正

エビリファイは、統合失調症の陽性・陰性症状のみならず、双極性障害や自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)への適応も有する。(2017年現在、後発品はまだ適応拡大できていない)

Q.13 オランザピン(商品名:ジプレキサ)及びクエチアピン(商品名:セロクエル)は、著しい高血糖を引き起こす可能性があり、糖尿病患者には禁忌である。

解答:正

文章の通り。糖尿病患者に、処方されていた場合は、リスペリドン(商品名:リスパダール)などへの変更を提案する。

Q.14 てんかん発作は脳内の興奮が原因で起きるため、陽イオンチャネルを遮断か、または陰イオンチャネルを開口させる治療薬が多い。

解答:正

てんかん発作は脳内の興奮が原因で起きるため、陽イオンチャネルを遮断か、または陰イオンチャネルを開口させる治療薬(GABA作動薬など)が多い。

Q.15 てんかん発作は、健常人でも突発的に起こる自然現象的なものであり、直近の二ヶ月間で発作がなければ自動車を運転しても問題はない。

解答:誤

てんかんを罹患している患者は、発作を起こす可能性が高く、発作予防薬を服用する。また、数年間てんかん発作がなく、医師の診断に基づいて、運転を許可される場合もある。

薬剤師国家試験対策・薬学部家庭教師のメディカルキャンパス

代表プロフィール

 
木元 貴祥(薬剤師・講師)
 
大阪薬科大学 卒
外資系製薬メーカー(MR)、予備校講師、調剤薬局を経て現在に至る。
 
薬のことを「分かりやすく」伝えることを専門にしています。

【主な著書】
同効薬おさらい帳
 
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。